【土地の相続】遺書と遺言書の違いについて

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人生の中にはいつか必ず別れがくるものです。
その時に、残された方に向けて遺書を残す方も少なくありません。

通常の相続であれば遺言書に沿って相続がなされていくか、もしくは法定相続分で分配していくかという流れです。
では、遺言書がなく、遺書に相続についての記載があった場合はどうなるのでしょうか?
今回は遺書と遺言書の違いや、実際に土地などを相続させる場合について詳しく解説していきます。


■遺書と遺言書の違い

そもそも遺書と遺言書の違いがあるかですが、はっきりとした違いがあります。
亡くなった後のことを考えて書き記すものとしてはどちらも同じですが、
法的効力という点で大きな違いがあります。
遺言書には法的効力がありますが、遺書にはありません。

なぜかといえば、そもそも法的効力を遺書には求めていないからです。
遺言書の場合には明確な書式やルールがあり、適当なことをしてしまえば法的効力が生じません。
法的効力とはとても強力なものであり、だからこそしっかりとしたルールが必要となります。
その点、遺言には法的効力がどうこうと問われることはまずないということです。
遺書というのは、大事な人へ自分の気持ちを伝えたり、お願いをする手紙の事です。
葬儀についてや、お墓のことなど書く内容は全くの自由です。
いつ訪れるかわからないものだからこそ、遺言書を用意して備えておくことになります。

遺書は残された方に向けた手紙のようなもので、遺言書は相続に関する法的な書類。
このように認識していただければと思います。
そのため、相続について法定相続分での分配以外の希望がある場合は遺言書を残す必要があります。
遺書にそのようなことを記載しても法的な効力がないため残したい方に残せないということになります。


■遺書に法的効力をもたせるために

では、遺書に法的拘束力を持たせるにはどうすればいいかですが、遺書自体に効力を持たせることは出来ません。
そのため遺書とは別に、遺言書を用意する必要があります。
自筆証書遺言であれば自分で用意することができ、要件を満たしていれば法的効力が認められます。
また弁護士に協力を仰ぎ、作っていくこともおすすめです。
これなら法的効力がないと無効になることなく、それでいて遺言書を保管してくれるため、
家族に捨てられたり無きものにされたりすることがなくなります。
そこまでしてようやく効力が出てくるということです。


■遺言書を残して相続させるには

とくに誰がどの資産を相続するかにこだわりがなければ、遺言書は作成しなくてもいいかもしれません。
ですが、生前お世話になった方に相続分よりも多く相続してほしかったり、
自分が住んでいた家は処分しないで誰かに住んでほしい等色々な希望がある場合、
多くの土地をもっていて、分配をご自身の意思でしっかりと決めたい場合などは
遺言書に詳細な内容を記載する必要があります。

また、遺言書は相続の前などに一度開封されてしまうと、法的効力がなくなっていまいます。
弁護士や司法書士などが確保しておけば、他人の好きな様にはさせられません。
当然自分の相続というのは一生に一度です。
相続について知識をつけるためにも事前に信頼できる方に相談できるとよいでしょう。


■最後に

いかがでしたでしょうか?
今回は遺書と遺言書の違いや、土地など相続させることについて解説しました。
遺書と遺言書の決定的な違いは法的拘束力の有無です。
残された方のためにもこの点はしっかりと理解しておく必要があります。
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